2016年09月16日
西洋占星術を少し深く知ると楽しい
いわゆる12星座占いというのは西洋占星術で、12星座と惑星の位置で物事の運びを予想する学問です。朝のワイドショーのコーナーで「今日はラッキー」「今日はアンラッキー」などと楽しむのもいいですが、少し深く知るとさらに楽しめます。たとえば満月や新月です。単に月の満ち欠けや鑑賞用としてではなく、どの星座で満月、新月が起こるかで意味合いも違ってきます。たとえば天秤座で満月が起こるときは、天秤座はパートナーシップやバランスのよさを象徴する星座なので、「よいパートナーシップが築ける」「仕事がバランスよく成功する」などの意味があります。新月には願い事をし、満月にはその願い事が叶ったことに感謝する、という暦としての使い方もできます。
さらに、水星逆行というのも西洋占星術では重要視されるトピックです。水星はコミュニケーションの星で、双子座と乙女座の守護星でもあります。実際は逆回りに動くわけではないですが、まわりの惑星とのかねあいでまるで逆回りに動いているように解釈できる、という意味になります。このとき、コミュニケーションが遅延したり食い違ったりと言うことが起きがちだと言われています。西洋占星術をかじったことがある人は、水星逆行の時期には重要な契約を避けたり、コミュニケーションに慎重になったりします。これも、どの星座で逆行するかによって意味が異なります。12星座の運勢だけではなく、その周辺の星を知ることでより理解が深まります。